2015年に読んだ本のまとめ(途中経過)
昨年、2014年に読んだ本や映画について書いた。
http://oji-suguru.hatenadiary.jp/entry/2014/11/30/233423
このエントリーの中で2015年の豊富も書いたが、これがどれくらい達成されたか振り返る。
<昨年から読み終えた本>
- アヘン王国潜入記
- 冷血
- 古地図で読み解く江戸東京地形の謎
- 江戸と東京の坂➖決定版!古地図で”今昔”散策
- テロルの決算
- 刺青
- 君主論
塩野七生の影響で到来したチェーザレ・ブームの勢いを借りて、マキャベリの「君主論」を読破。内容あんまり覚えてない。
「冷血」も勢いで読破。面白かったけど、長かった。大事なのは、「俺はカポーティを読んだ」っていう事実だと思う。
この中では、高野秀行「アヘン王国潜入記」がヒット。同作者の「幻獣ムベンベを追え」も読んでみたい。これ、題材が「コンゴ・ジャーニー」(後述)と同じなんだよね。
<2015年の抱負など> →達成度をコメント
- 軍事学。古戦場めぐりしたい。まずは孫氏と君主論を読む。
→君主論は読了。孫氏はまだ。旅行も行けてない。 - ルポルタージュ。旅に出る時間がないので。
→「アヘン王国潜入記」「コンゴ・ジャーニー」「モーダーサイクル・ダイアリーず」読んだ。 - 言語学
- エスペラント関連の本
- 滑稽本
- パスカルの「パンセ」
→着手できてないな〜。 - 新井英樹の本。ザ・ワールドイズマインとか。
→読んだ!超面白かった。 - ナウシカの原本。図書館で読めるのか?
→別に読まなくてもいいかな。
パスカルは、なんとか年内中に着手したい。語学は中国語を再勉強中。
次は、2015年の途中経過を振り返る。
<2015年に新しく読み終えた本>
スゴ本の人を知ってから、外れが少なくなったかも。
面白かったのは、「人間は料理をする」「コンゴ・ジャーニー」「兄弟」の3つ。
壬生義士伝は、先輩に勧められて読んで、話は面白かったけど、浅田次郎の文体があんまり肌に合わなかった。
兄弟を書いたのは、いま中国で最も影響力のあるベストセラー作家、余華。
うまく言葉にできませんが、周到な計算の元に構成された作品なのかな、という印象。登場人物のキャラが立っているんだけど、みんな「いるよね、こういう人」っていうキャラばかり。大げさかもしれないけど、世の人間の営みをすべて、1冊の本で描き切ったような、そんな感じの本。
<読みさしの本>
年間50冊読むって言ったのに、まだ16冊か…。一度着手した13冊をまずは消化する。それからは、スゴ本の人のお勧めを参照しつつ、計画的に読もう。
ビブリオバトルは、今年はライブで観戦したいな〜。